函館護国神社(2007年1月13日)


友人がお守りを買いたいということで、護国神社に行ってきました。
なぜこの神社を選んだのか尋ねると、「なでふくろう」という石の置物に惹かれたそうで。頭や目などをなでるとその場所が良くなるということです。フクロウは「不苦労」とも言って昔から縁起物として慕われているのだそうです。


函館護国神社は、函館山の麓、海と街を見下ろす場所にあります。静かな広い敷地に、左右対称に近い、風格ある社殿を持っています。久しぶりに積もった雪がいっそう静粛な雰囲気を引き立てていました。
なでふくろうもちゃんとありましたよ。
初詣の時期は過ぎていますが、訪れる人がちらほら見られました。
お守り等の売店を兼ねた社務所の中では、せっせと何かの作業をしている様子が見えました。
ふくろうのお守りや縁結びのお守りなど、いろいろなお守りが売ってありました。


函館護国神社には、戊辰戦争の終盤、箱館戦争で戦死した新政府軍の兵士がまつられています。
また、全国おおむね各県に1ヶ所ある指定護国神社の一つでもあります。
ちなみに、全国の護国神社はかつて招魂社という名称だったもので、靖国神社も改称する以前は招魂社の一つだったのだそうです。



社殿の全体像