笹流ダム前庭広場の紅葉(2006年10月29日)


このところ週末のたびに悪天候が続いていたこともあって、出かける機会が少なくなっていました。
ようやく、といっても曇り空ではありましたが、そこそこの天気だったので、遅ればせながら今年初めての紅葉狩りに出かけました。
天気予報では午後から雨となっていたのですが、雨雲が予想と違うコースをたどったのか、夕方には陽も差してきました。


この日は、函館の水道水の源であるダム公園(中野ダム)と笹流ダムの前庭広場、それに道南四季の杜公園にも立ち寄りました。
写真は、一番最後に行った笹流ダムの前庭広場で撮ったものです。曇り空の隙間から夕陽が差してきて、紅葉の色がきれいに写りました。恥ずかしながら木の種類は分からないのですが、ほとんどは黄色に色付いた木々、一部に赤く色付いた木々が、整然と立ち並んでいました。足下は落ち葉でいっぱいで、秋らしい情緒ある空間が広がっていました。


道南四季の杜公園 秋のヒースガーデン(2006年10月29日)

函館市元町 FMいるか2階 カフェ・ペルラ(2006年10月22日)


最近、新聞にデカデカと「アキをほおばる。」という広告が掲載されているのが気になって行ってみた店です。
場所は函館市元町にあるFMいるかの2階、函館山ロープウェイ山麓駅のすぐそばです。

店内はとても広々としていて、公開スタジオとして使用されることもあるそうです。
大きな窓からは、二十間坂の石畳と、函館の街や港を見渡すことができました。

メニューは、ベーグル等とドリンクが中心の軽食メニューで、私は照り焼きチキンベーグルをいただきました。チキンがやわらかくておいしかったです。次回は、スモークサーモンをサンドしたベーグルを食べたいです。

観光の途中で小腹が空いた時、少し足を休めたい時などにあったらいいなと思うような店です。


函館山ロープウェイ(公式サイト)
http://334.style6.com/jp/index.html
レストラン総合情報(函館山ロープウェイのサイト内)
http://334.style6.com/jp/restaurant/index.html

久しぶりに訪れたえりも岬(2006年9月16日)


過去にサイクリングで一度訪れたことのあるえりも岬。当時のアルバムを見てみたら、11年前の6月でした。
今、駐車場の先には「「風の館」ができていましたが、展望台からの風景は当時と変わらないもので、昔が思い出されて感慨深いものがありました。
「風の館」の内部にガラス張りのスペースがあり、外から見るのとほとんど同じ景色を望むことができます(天気の悪い日にはありがたいですね)。ここから双眼鏡でアザラシを見ることができました。この日は波が高いためか、岩の上で昼寝はしていなくて、海で泳いでいました。

八雲町 「ハーベスター・八雲」のテラスから(2006年9月15日)


昨年10月に熊石町と合併した八雲町にあるレストラン、「ハーベスター・八雲」のテラスからの風景です。
日高の方に行く途中、ここで少し早めの昼食を摂りました。
青空の下、広々とした風景を眺めながら、おいしいチキンをいただきました。


ここ、よく知りませんが、かつてはケンタッキーフライドチキンの関係施設だったらしいです。
なお、今年の6月に一部オープンした北海道立公園「噴火湾パノラマパーク」は、道路を挟んですぐ向かいにあります。オートキャンプ場、バーベキュー施設、パークゴルフ場などいろいろな設備が整っていて(平成21年全面開園らしいです)、レジャーには便利な場所になりそうです。


ハーベスター・八雲
http://www.jc-harvester.com/yakumo/

青森県青森市 浅虫水族館(2006年8月20日)


函館では水族館(仮称「海の生態科学館」)を建設するかどうかが今大きな話題になっていますが、そういったこととは関係なく、他のところの水族館を見てみたい気持ちで行ってきました。


浅虫水族館は、建物は比較的古めな感じ(1983年開館だそうで)ですが大きく見えます。最近多い郊外のショッピングセンターみたいな感じでドンッと建っています。まだ夏休み期間中なのか広い駐車場は車でいっぱいでした。
ここの名物はイルカショーでしょうか。少し早めに会場に行ったつもりだったんですが、既に満員で椅子には座れませんでした。
内容的には、けっこう満足しました。
イルカがジャンプしたり逆立ちしたり、演技する内容自体は必ずしも特別な、珍しいものはありませんが、ただそれをやって見せるだけでなく、構成を工夫してあったり観客と一体になるような仕掛けがあったり、また、MCのうまさといい(こればっかりはその人その人の素質・才能みたいな部分があるので言ってもしょうがないかも)、ショーとしてよくできているなと感心しました。
夏休みの特別企画なのか、イルカとふれあう時間もあったみたいです(特別なメニューかもしれません)。
イルカショー以外では、ラッコのお食事タイム、イルカのお食事タイムにもたくさんの人だかりができていました。
あと、これは私も挑戦したのですが、ドクターフィッシュの水槽に手を入れることができる時間がありまして、だいぶ並んで体験しました(子供が多い中で少し照れました)。手を入れると次々と寄ってきてつつくんですが、くすぐったいような感触でした。
トンネルのある海洋大水槽はなかなか雄大でしたね(形状としては旭山動物園のぺんぎん館のような感じです)。いろいろな魚が泳ぐ中、大きなエイが悠々と泳いで(飛んで?)過ぎ去ってゆく姿に歓声が上がっていました。


これだけ多くの人が楽しめる水族館で、かつ、年間30万人以上の入館者数を誇るにもかかわらず、経営状況は、平成16年度までは毎年2億円以上の補助金で成り立ってきたようです(17年度以降は指定管理者制度に移行したのですが、経営状況は分かりません)。
う〜ん、函館でできるかなぁ。


浅虫水族館
http://www.asamushi-aqua.com/

秋田県鹿角市 花輪ばやし(2006年8月19日)


午前に小岩井農場を訪れ、同じ日の夜、秋田県鹿角市で開催される祭り「花輪ばやし」を観覧しました。
この祭りは、各町内ごとに、華やかに飾られた屋台に乗ってお囃子を演奏しながら、二日間にわたって街中や駅前広場を練り歩くものです。
花輪ばやしの公式サイトの解説によると、平安時代に端を発する、非常に歴史の深い祭りで、秋田県の無形民俗文化財にも指定されています。また、京都の祇園囃子、東京の神田囃子と並んで、日本三大ばやしの一つとして紹介されています。


ところで、検索サイトGoogleで「日本三大ばやし」を検索してみると、ランキング上位はほとんど花輪ばやしの記事で、下の方を見ていくと一部に千葉県の佐原囃子の記事もありました。
そこで、「日本三大囃子」で検索してみると、「日本三大」ランキングについてのサイトが上位にヒットしました。例えば、日本三大夜景は、函館、神戸、長崎、といったものを集めたサイトです。
その中に日本三大囃子もあって、いくつかを見た限りでは、祇園囃子はどこでもランクインしており「日本三大囃子」としての地位は確定的なようです。東京の神田囃子も多くでランクインしています。3つ目としては、花輪ばやし、佐原囃子、東京の葛西囃子、江戸囃子などが見られましたが、花輪ばやしはかなり健闘しているようでした。
私は花輪ばやし以外の囃子は見たことがないので公平な比較はできないと思いますが、写真等で京都や東京の囃子を確認した限りでは、夏祭りとしての性格、また、華やかさや若々しさ、楽しさの面では花輪ばやしが勝っているように思われ、「日本三大ばやし」を名乗る資格は十分にあるのではないかと感じました。
実際に見るまではお囃子というものについてのイメージが今ひとつだったのですが、実際にその場で観てみると、思わず体が上下に動くような軽やかなリズムだと分かりました。よく見ると、屋台の屋根のところの花飾りもお囃子のリズムに合わせて揺れていました。
そのお囃子について、公式サイトでは、「行進曲風で、昔、軍の士気を鼓舞するために作曲されたものでないかと言われ」と紹介されています。祭りの初めのうちはテンポがゆっくりで行進曲風にも感じられますが、祭りの盛り上がりとともに次第にアップテンポに、軽やかになっていくようです。


私が見に行ったのは一日目で、各町の屋台が御旅所に集結し、そこから駅前広場に向かってパレードを行い、そして10台の屋台がそろい踏みお囃子の共演等を行うという内容です。旅行の日程上ここまでしか観覧できなかったのですが、この日の祭りは朝まで続くとのことです。
駅前広場に行くとものすごい人で、警察が駅前通からの進入を禁止するほどでした。このため、回り道をして駅の横の方から見ましたが、やはり人がとても多い状態でした。
祭りは最高潮で、太鼓役は着物をはだけて熱く太鼓を叩き、摺り鉦(すりかね、手に持つ小さな金属の打楽器)役はますます軽やかに、踊るように鐘を鳴らしていました。
間もなく10台の屋台が全て揃って一列に並び、最後に各町の提灯持ちが大きな円陣を組んで「さんさ」(花輪の祭り独特の手打ち)が行われました(「さんさ」と聞くと、盛岡のさんさ踊りを思い出します)。


ちなみに、鹿角市には花輪ばやしの他にも花輪ねぷた青森県でなく秋田県なのに)や毛馬内の盆踊り(こちらは国の重要無形民俗文化財。)等もあり、多様な祭りの集まっている地域のようです。鹿角市秋田県の北東部、岩手と青森の県境に接していて、歴史的に独特なところがあるのでしょうか。また、「舟場町」という町名は、昔、この地が川の交易の拠点だったことを意味しているのでしょうか。そんな印象を持ちました。


花輪ばやし(公式サイト)
http://www.ink.or.jp/~omaturi/

岩手 小岩井農場(2006年8月19日)


故郷に帰ったついでに北東北のいくつかの観光地を巡ってきました。
一つ目は、盛岡の隣、滝沢村と雫石町にまたがる日本最大の民営牧場、「小岩井農場」です。
その面積は3000ヘクタール、と言われてもピンときませんが、東京ドーム640個分に相当する広さです。明治24年(1891年)の開設で、100年以上の歴史があります。3人の創始者の苗字の頭文字を取って「小岩井」と名付けられたことは、地元では比較的知られた話だと思います。
現在、小岩井の名を目にする機会が多いのは、おそらくチーズなどの乳製品ではないでしょうか。ジュースのCMも放送されていますね。Wikipedia掲載の情報によると、小岩井農牧株式会社から分離・独立した小岩井乳業株式会社はキリングループの一員となっているのだそうです。
小岩井農場の観光施設が上の写真、「小岩井農場まきば園」です。私自身、子供の頃に訪れたことがあるはずなのですが、今ではほとんど記憶がありません。再び訪れて、そこが立派な観光農場であることが分かりました。広々とした空間(といっても、これでも広大な牧場のごく一部なのでしょうけど。)の中に、牛の乳しぼり体験(時間限定)、乗馬体験、トロ馬車(昔、小岩井駅まで馬車鉄道が走っていたとのこと)、羊の牧舎、子供向けの遊具、散策コース、売店等の施設がそろっていました。
家族連れには良い場所でしょう。実際子供を連れた人が多かったです。夏休みということもあってか、午前の早くからかなりの人が訪れていました。しかし、天候は蒸し暑く、売店のクーラーが快適に感じました。
私はというと、生まれて初めて馬に乗ってみました。もちろん、係の人が馬を引いてくれて自分はつかまっているだけなので、簡単といえば簡単なのですが、生き物の上に乗るのは独特の感じがあって、少しドキドキしました。
まきば園の後は、小岩井乳業工場を見学しました。ガラス越しに牛乳の製造工程等を見て、観光だけではなく、乳業メーカーとしての実体をもつことを実感しました。


小岩井農場
http://www.koiwai.co.jp/index.html