森町から見た北海道駒ヶ岳(2006年3月21日)


やや風が冷たいものの天気がまずますだったので、ドライブに出かけました。今回は駒ヶ岳の写真です。
駒ヶ岳は見る方角によって雰囲気がだいぶ異なってくるのですが、今回の写真は森町、しかも八雲町に近い本茅部地区から海岸線越しに見たものです。この方向からだと海に突き出すような形になるので、写真の範囲だけだと山そのものが島になっているように(利尻富士みたいに)見えますね。もう春も近く、麓に近いところは雪が解けているように見えました。
この景色は、昔サイクリングで函館の方に来たときにとても印象に残っていたもので、ぜひ写真に残しておきたいと思っていましたが、今回ようやく果たしました。
雄々しくも美しい姿を見せてくれる駒ヶ岳ですが、その正体は活火山であり、過去にも度々被害をもたらしています。1640年の噴火では、大規模な山体崩壊により噴火湾(内浦湾)の対岸に大津波を引き起こしたとのことです。最近は小康状態が続いていますが、万が一の被害に備えて、火山活動の監視とともに、ハザードマップの作成など周辺自治体では防災対策も練られています。