入舟町前浜海水浴場(2006年8月13日)


函館にも短い夏が訪れ、ここ10日間ほどは非常に蒸し暑い日が続いています。
夏と言えば海水浴。函館には2ヶ所の海水浴場がありますが、来函してから一度も海水浴場に行ったことがありませんでした(というか、もう20年ほどの間海水浴場に行ってない気がする)。今回、以前からロケーション的にかなり気になっていた入舟町前浜海水浴場 (穴澗海水浴場ともいう)に、水に入って泳ぐつもりはないものの、初めて行ってみました。


この海水浴場は、函館山の麓を回り込むようにして進んだ先、道路が行き止まりになるところにあります。途中の道は細く、市街地に近いとはいえ、最果て感がありました。


この日は午前中は霧で肌寒かったのですが、午後になると雲が晴れ蒸し暑くなってきました。それでも2〜3日前ほど暑くは感じなかったのでほとんど人はいないかと思いきや、けっこう人が来ていて、数は少ないものの水着姿で泳いでいる人もいました。
一番驚いたのは、岩場ばかりのかなりワイルドな場所だったことです。砂浜はありません。水辺に下りるだけでけっこうな作業でした。
水は思ったほど冷たくはなく、ほどよく心地良かったです。カニや貝等の水生生物も多数見られました。


函館山を見上げると、かなりの高さの崖が見えました。道路の先の方に目を向けると、やはり急峻な岩場が見え、これ以上先に進めないことも理解できます。
しかし、別のサイトで知った情報によると、昔はこの先にも人が住んでいて、函館山の裏側まで道がつながっていたらしいです。30年ほど前に穴澗の吊り橋が落ちてからは一般的な通行ルートはなくなったとのことです。


※参考にしたサイト
「一人歩きの北海道山紀行」(http://sakag.web.infoseek.co.jp/index.html)内
函館山 ワイルド編
http://sakag.web.infoseek.co.jp/hakodate2.htm