岩手県東山町 猊鼻渓(2003年8月16日)


岩手県東山町にある景勝地猊鼻渓(げいびけい)です。
帰省のついでにまだ県内で行ったことのない場所を廻ってみようと思い、一番最初に思いついたのが猊鼻渓舟下りでした。これは、断崖絶壁の間を縫うように流れる川を船頭さんの歌を聞きながら船で下るというものです。

猊鼻渓は、県南の一関から東へ車で30分ほど行ったところ、東山町にあります。私は一関駅出発の定期観光バスを利用しました。中尊寺毛越寺(もうつうじ)も廻れる上に、舟下りの順番待ちの列を回避できるのでおすすめです。

さて、舟下りは砂鉄川という川で行われています。船着き場でさっそく船に乗り出発!まずは川を上っていきます。船頭さんが岩の名前の由来などを方言混じりに説明してくれます。川を上るにつれ岩が険しくなってきます。高いところでは、100メートル余もの断崖になっているのだそうです。
この時は、雨模様続きで特に終点手前付近の流れがきつく、その部分だけモーターボートに押してもらって進みました。終点の船着き場から5分ほど歩いていくと、最大級の岩「大猊鼻岩」(124メートル)がありました。

下りは、船頭さんが自慢の喉を披露してくれます。この時は、2曲披露してくれました。さすがはプロで、なかなか良かったです。