旧函館ドック跡地の大型クレーン(2004年8月14日)


旧函館ドック跡地の大型クレーン。高さ70メートル、幅110メートル、重さ2千トンもあるそうです。
この大型クレーンは2基並んでいて、その風景は函館にとって象徴的なもののようです。
もともとは大型船の建造のために1972年に建設されたものの、その後の造船不況、さらには北海道南西沖地震の影響もあり、現在では全く使用されずに放置されています。
旧函館ドック跡地は、函館市の計画する国際水産・海洋都市構想の中核施設「水産・海洋総合研究センター」の予定地となっています。大学・国・道・市の研究施設が集積し、世界最大規模の研究施設になると言われています。
大型クレーンについては、一時は老朽化による安全性の問題も浮上しましたが、とりあえずランドマークとして保存される方向のようです。

旧函館ドック跡地の大型クレーン その2